Hand Embroidery in OAXACA オアハカの手刺繍
オアハカで物作りを始めるきっかけ、1970年代、ビンテージで見るハンド刺繍がたくさん入ったシャンブレーシャツ

そんなシャツを今作りたくて、カリフォルニア界隈で色々リサーチ、聞き込み。
当時、インターネットはまだ未熟、SNSなんてなかったし、スマホもなかった、あったのは情熱だけ。

カリフォルニアスタイルを構築するのに欠かせない、メキシコのクラフト。そんなクラフトを追求していくと、必ず辿り着くのがオアハカ。古い街並み、続く伝統工芸、いい職人さんに辿り着くまでの道のりは長かったです。

LUCY ルーシー、刺繍アーティスト。彼女のデザインは70年代ヒッピーライク、色使いのセンス、丁寧さ、信頼してます。
安い刺繍糸を使うと色落ち、堅牢度が気になる。その点、直接アーティストとビジネスしてるので使う刺繍糸にはこだわる。
いくら技術が良くても日本のマーケットにフィットしないと意味がない。

MERCEDES メルセデス 刺繍アーティスト。彼女はDia de Muertos, 死者の日モチーフが得意。より繊細なステッチワーク、デザイン。
主にこの二人とその家族、親戚に依頼してます。
アジアやヨーロッパの刺繍も素敵ですが、個人的に`乾いた`感じがする色彩、デザイン、オアハカの刺繍が好みです。